『セラピードッグの活躍』
セラピードッグは、動物たちを活用したアニマルセラピーの中のひとつで、
犬の癒しの力で心を病んでいる方に貢献する犬たちを表す言葉です。
『セラピードッグの意味』
セラピードッグ(セラピー犬)とは『動物介在療法※注1』に活用される犬のことです。一方で『動物介在活動』という言葉もあります。
「喫茶去 おやくっさん」では、動物介在活動を行っていきます。こちらの活動で活用される動物は、「セラピードッグ」に変わりはないですが、一定のしつけやトレーニングをしたコンパニオンアニマルを伴ったボランティアが、各種福祉施設や病院、学校などを訪れ、動物との触れ合う活動を通して、人を教育・社会的、情緒的な恩恵を与え、楽しい時間を共有する活動で、医療専門家の介在による治療という側面はありません。ですが、動物介在活動でも、効果はあり、人間の心のケアに貢献できるセラピードッグが続々と誕生しています。
※ 動物介在療法とは、アニマルセラピー(正式にはアニマル・アシステッド・セラピーと呼ぶ)といって医療の現場で犬を介在させて、患者の身体的、社会的、感情的、認識的な機能の改善を促進し、精神科、高齢者ケア、作業療法、理学療法などの場面で活用される治療を行うものです。アメリカでは約50年の歴史があり、様々な施設で成果をあげている、実績のある療法です。動物介在療法では、その動物と飼い主には一定の基準が満たされていることが条件であり、医療の専門家が定めた治療の目的で活用することが要件です。当然、治療の記録をきちんととり、治療の目的が達成されているかを評価するところまでが範囲となります。
『セラピードッグの必要性』
セラピードッグは、心や体に病気や障害をもった方に対するアプローチはもちろんの事、近年増加し続けている、幼児虐待をはじめとする暴力行為、うつ、自殺などでつらい状況にある方に対して「愛する心」「いつくしむ心」「相手を思いやる心」をはぐくみ癒す効果が期待されており、セラピードッグの存在意義は、今の日本には大きくなっています。
セラピードッグの重要性を語るとき、活動に際しては、飼い主あるいはボランティアは慎重な判断と責任が問われることを頭に常にもっている必要があります。
動物と人間が触れ合うことで、「幸せ」なキモチや「愛」を感じるという面があり、それを活かせる活動というものは、とても魅力的なものですが、きちんと対応しないと、かえって相手を傷付けてしまう結果にもなるのです。
そうした点を乗り越えて、患者さんなり、相手の方が前向きになったり、体の機能が改善したり、そんな方たちを犬とともにサポートできるときの喜びは、変えがたいものでしょう。
犬との触れ合いを毎日心待ちにしている方々がいらっしゃるのをご存知ですか?そのような方が犬と触れ合うと、心が癒され、ほぐれるため、日ごろあまり見せなくなった笑顔を見せたり、身体が不自由であるにも関わらず自ら犬のほうに近づいて行こうとしたり、感動のあまり涙を流したりなさいます。この犬との触れ合いを体験した方の中には、「また犬に会うのが心から楽しみ」と毎日犬に会うことを心待ちにしている方もいらっしゃいます。
犬が大好きで、その癒しの力に触れたい方、犬と人との心のつながりを感じたい方は、どうぞ「喫茶去 おやくっさん」に遊びに来て下さい!!
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