牡丹

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別名を「名取草」(なとりぐさ)「二十日草」(はつかぐさ)「深見草」(ふかみぐさ)とも言います。中国「唐」の時代に「花」といえば牡丹をさすほど大流行し、「花王」とされ、中国の上流階級ではとりわけ珍重されました。 渡来したのは奈良時代です。 弘法大師が持ち帰ったとの説もあります。襲(かさね)の色目として古くから用いられました。そのぽってりとした可愛らしさ、愛おしさ、風格のある見事な美しさは「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」というふうに、美しい人を表現するときにもよく使われます。

ボタン科ボタン属の落葉小低木。別名は「富貴草」「富貴花」「百花王」「花王」「花神」「花中の王」「百花の王」「天香国色」 「名取草」「深見草」「二十日草(廿日草)」「忘れ草」「鎧草」「ぼうたん」「ぼうたんぐさ」など多数あります。
開花時期は4月から5月

花言葉は「富貴」「王者の風格」

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