織部灯籠

織部灯篭
織部灯籠とは

蹲踞(つくばい)の鉢明りとして使用する、四角形の火袋を持つ活込み型の灯籠です。その為、高さの調節が可能です。主に露地で使用されます。奇抜な形から江戸時代の茶人・古田織部好みの灯籠ということで「織部」の名が着せられました。石竿に十字模様や聖人のようにも見える石像が刻まれており、これをもってキリシタン灯籠と呼ばれることもあります。(ただし、織部灯籠をキリシタン遺物と結びつけることができるかは疑問です。)