旧薬師堂の宝珠 「宝珠」は如意宝珠とも呼ばれ、仏教において様々な霊験を表すとされる宝の珠のことで、サンスクリット語で「意のままに様々な願いをかなえる宝」という意味です。 通常、仏塔の相輪の最上部に取り付けられ、そのほかの仏堂の頂上に置かれることもあります。また、橋の欄干など寺院以外の建造物の装飾として取り付けられるものは「擬宝珠」と呼ばれ、宝珠を模したものとされています。 写真の宝珠は興願寺の旧薬師堂にあったものです。