関守石 関守石とは 茶庭や露地の飛び石や延段の岐路に据えられる石で、蕨縄(わらびなわ)やシュロ縄で十文 字に結んである小石のことです。 茶道の作法において、この石が置かれた場合、「これより中に入ることは遠慮されたし」の意 味があります。ここから先、客の出入りを遠慮してもらうための印として、数ある石のなかで唯一、指図のできる石が「関守石」です。