香川県高松市のお寺です

※写真手前にあるのが「塵穴」、中央にあるのが関守石です。

塵穴とは

木葉など塵を捨てるための穴ですが、清浄の象徴の確たる表現であり、いわゆるチリ箱ではありません。ゴミを入れたりすることなく常に美しく保つことが肝要です。
外腰掛の付近に一カ所、茶席の躙口（にじりぐち）の付近に一カ所を設けるのが定法といわれます。覗き石といわれる小さな自然石を添え、青竹の塵箸（ちりばし）をたてかけておきます。

薬師堂にある井戸瓦も塵穴です。